クローバー活動記録

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TNR活動 私が思う飼育崩壊

2019.10.28

TNR活動保護譲渡・譲渡会

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全てのTNR活動を一団体だけでやる事には無理が出てきます。クローバーは法人ですが皆が仕事をしながらの活動です。TNRを理解する仲間が増える事が大切だと思います。それぞれが出来る事を出来る時にやる。
相談者さんの協力も欠かせません。母猫と子猫4匹の相談があった駿河区のKさん宅に新たにクローバーの正式メンバーになってくれたK
さんとお話をお伺いに行きました。

母猫は捕まったら通院をしようと考え動物病院様に受け入れをお願いしてありました。活動時間は無限にはありません。効率よく動きたいと考えています。

到着しお話しを聞くと母猫は来なくなったとの事。子猫が3匹確認出来ました。

私が思うTNR活動のお話をさせて頂き先の事を決めた後に捕獲器の使い方の説明を新メンバーのKさんにお願いしました。完璧でした。

お子さんが一生懸命に捕獲器の使い方をお母さんと一緒に聞いてくれました。
学校で野良猫の話が出たらTNRの事を話して教えてあげてね。話を聞いてくれてありがとう。

私が外の子猫たちのためのフードを車に取りに行った時に質問された事にもKさんは的確に説明をしてくれました。心強い。皆さまに支援して頂いたフードを相談者さんにお渡ししました。

 

帰ろうとした時に母猫が一回前に産んだ若猫を見かけると聞きました。母猫もまだ戻って来るかもしれないからと一応、捕獲器をお渡たしして私は仕事に戻りましたメンバーKさんお疲れ様でした。

職場でスマホを見たら相談者のKさんからラインがあり捕獲して通院しましたの連絡。母猫が捕まったら通院する準備があった事をお話ししていたので母猫ではありませんでしたが一回前に生まれた若猫を捕まえて通院してくれていました。

行動が早く完璧で驚きました。
美人な女の子です。Kさんはこの子にはご飯を与えていないと言われていました他の誰かが与えているのでしょう。エサを与えている人がさくらねこになったこの子を見てTNRがある事に気付いて欲しいと思いました。

遅い時間に受け入れて頂いた動物病院様。ありがとうございます

Kさんから質問されました。
さくらねこになった子にエサを与えたらこの子達は野生で生きて行く本能を失わないですか?室内に入れてあげられないのに野生の本能を奪う事をしてもいいのでしょうか?

猫は野生動物では無い事。猫がいる場所には必ずエサを与えている人がいるはずだと話しました。捨てられたばかりの猫は急に現れるので例外もあります。

痩せている弱っている猫を見かけますか?と聞くと見かけないそうです。
エサを与えていた人が急にエサを与えなくなった場合に猫はやせ細り弱りゴミをあさり始める。

ご飯をもらえない猫は死んでいくでしょう。

 

だからTNRが必要だと考えます。

T 捕まえて N 不妊手術をして R元の場所に戻す。

飼い主のいない猫は誰かが捨てた猫、または捨てられた猫が自然繁殖して生まれてきた猫。決して好きで外の猫になった訳ではありません。外で暮らす猫の寿命は長くないと言われています。不幸な命が増えないようにTNRを。そして誰かがお金と労力をつかって猫が増えないようにと不妊手術をしたさくらねこへのマナーを守った餌やりにご理解をお願いします。

Kさん頑張りましょう!

クローバー28日はTNRに向かいます。
猫が捕まりますように。

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ノルウェージャンとラグドールの多頭飼育崩壊の猫たちが参加する譲渡会場が職場の近くでしたので
伺いました

多頭飼育崩壊。様々ケースがあると思います。
私の思う事を文章で上手く説明できないと思いますが、多頭飼育崩壊の背景に飼育崩壊した人の人生において、きっとで何かがあったのだろうと思います。猫が増えて行く事。
段々と増えて行く事の感覚がマヒしていくのだと思う。

この子達の飼い主さんを見てきっとで方法は間違っていたとしても猫たちを可愛がっていたんだろうと思いました。人馴れ抜群のとってもかわいい子達です。多頭飼育の猫たちなので猫とのコミュニケーションも上手に取れると思います。里親さんを待っている猫たちが沢山います。

いつものようにかわいい姿を見せて下さい(笑
猫は知らない場所が苦手な場合が多いです。お家ではとってもかわいい姿を見せてくれるそうです。

また後日の譲渡会が決まりましたらご案内させて頂きます。

私が入った多頭飼育崩壊しそうな現場の飼い主さんは本当に猫に愛情を持って接していました。室内繁殖では無く、外にいる乳飲み子を見過ごせなくて保護してきた。怪我をした猫を室内に入れた通院して高額な治療もしました。あの人の所へ持って行ったら引き取ってくれるよ。そんな勝手な人達もいた事でしょう。愛情いっぱいに飼育していたはずだったのに猫が増え過ぎた事で感覚がマヒしてしまったと感じました。

多頭飼育崩壊って何なんだ?って時々思います。保護していなかったらとっくに外で死んでいただろう猫達を室内に入れた多頭飼育崩壊。室内繁殖は防げただろうと考えるのは猫に詳しい人で知らない人は増やしちゃうのかな?私たちが分かっている事が当たり前じゃない場合もある。

私が思う本当の多頭飼育崩壊は誰の目にも止まらずに殺処分された猫たちだと思っています。難しい問題です

どの子も助けたい。しかしボランティアも行政にも限界があります。
多頭でなくても一匹でも飼育出来なくなった猫は飼育崩壊です。
どうかご自身と猫と犬の将来の事。ペットを飼う全ての人が考えてくれたら飼育崩壊はおこらないと思います。

 

飼い主がいない猫をゼロに

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