クローバー活動記録

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交通事故と先天性疾患の子猫

2019.12.07

TNR活動保護譲渡・譲渡会

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アメブロは現在も並行して更新しています今回のアメブロのブログは譲渡会の紹介です。
年末年始は長いお休みがあり保護猫のトライアルをするのに絶好の期間です。
様々な譲渡会へ足を運んでみましょう。猫たちが生涯を共に暮らす家族を待っています。

活動の内容が多少前後します。TNRは相談者さんと一緒に10匹以上をやっています。

急遽、子猫を3匹の保護譲渡する事になりました。TNR現場の子猫が交通事故です相談者さんは数匹の猫のTNRを御自身で済ませていました。体調の悪い子猫。病院で検査をしてもらいましょう。最初は交通事故だと分かりませんでした。レントゲンを撮り横隔膜が破けていて内臓が全て上半身へ動き肺を圧迫。

呼吸も苦しいはずです。病院からは安楽死か手術。どちらもしないなら連れ帰って様子を観てもと言われました。手術代金は高額です。高額な手術代金が出せない場合は最後の時までケアしてあげ看取る事も立派な愛護だと私は思います。医療費が出せるか?助かる命なら助けたい。保護出来ないでリリースかもしれないけどとにかく命を救おう。助かったらその後はどうするかまた考えたら良い。今回は医療費も出せる。

上は術前のレントゲン写真です内臓が上へあがっていて肺を圧迫して肺が分かりません。下は術後の写真です。肺がはっきり確認出来ます。内臓も正しい位置に戻りました。

子猫は頑張りました。尻尾も大怪我をしていたので断尾しました。

術後に覚醒した時の写真は小さい身体で本当に頑張ったと涙が出ました。

1ヶ月に渡る入院で、もうリリースはかわいそうだと思うようになり、どう保護譲渡をしようかと考えていました。子猫は日に日に元気になってきました。
もう大丈夫。普通の子猫となんら変わりません。

手術して頂いた先生

ケアして頂いたスタッフの皆さまありがとうございました。

心ある方から保護譲渡の申し出がありました。詳細は割愛しますが子猫はお洒落をしてトライアルへ出ました。

今回のトライアルで譲渡が決まらなかった場合はクローバーで譲渡会へ参加の予定です。他の兄弟たちを代表して幸せに暮らして欲しい。生涯を幸せに暮らせるようになるまでクローバーは子猫の応援をします。

子猫は助かり生涯の幸せを掴むはずです。でも考えるのは保護出来なかった兄妹達の事です。全ての猫を保護出来ない限り外での暮らしを強いられる猫がいる。心が痛みます。悲しんでいても何も変わりません。
TNRを頑張ろうと思います。

駿河区某地域の新たなTNR現場。成猫6匹と子猫が2匹の場所です。私が捕獲に向かいます捕獲日に6匹全ての成猫が入り相談者さんとクローバーで今週にTNRは完了しました。全ての猫の写真は揃いませんでしたが、風邪の子はコンベニアを打って、

全ての猫にレボリューションを投与しました。

クローバーメンバーの
のりたまちゃんお疲れ様です。

すごく寒い日のTNR現場の視察の時に子猫がひどく体調が悪そうだったので通院しましたが

その後も体調は良くならずに、TNRの時に保護する事を決めました。今考えれば普通のネコ風邪と少し様子が違うと何かを感じ取ったのかもしれません。クローバーはTNRの団体でなので保護をする事は稀です。

保護するまでは悩みましたが保護したら、もう大丈夫幸せにするからねって気持ちがラクになりました。暖かい寝床に適切な医療。栄養のあるご飯に清潔な水。

グレーは、おはぎちゃん。
白は、うめちゃん

姉妹で3~4か月の月例です。


おはぎちゃんはネコジルシの里親様募集に載っています。

ネコ風邪が治ったらワクチンと他検査をしてからのトライアルになります。

子猫は姉妹で元気になるはずでした。薬を飲んでも白い子猫うめちゃんの体調は良くなりません。

明らかに何かがおかしいと感じ、診察をしたばかりでしたがすぐに通院。

バリウムを飲ませレントゲンを撮ったら先天性の食道拡張症だと分かりました。

白いバリウム部分が食道です。食べたものが胃に届かずに食堂に溜まるため嘔吐を繰り返します。かろうじて胃に届いた食べ物で生きて来れたのでしょう放置すれば嘔吐が続くため栄養が摂れずに衰弱が進み、嘔吐は誤嚥を起こし感染症を引き起こします。元気に長生きする事は無いし、早くに死んでしまうかもしれません。

そう思った事は無いけど私は泣き虫なのかしら?説明を受けて涙が出ました。
手術は非常にリスクが高い事。でも手術しか助かる道はありません。

おはぎちゃんも通院。入院中のうめちゃんと会いました。

先月に高額な手術代金を支払ったばかりです。でもまだ手術代金は支払える。
先生に助けてもらおう。治ると信じて手術をしよう。そして幸せへと送り出そう。

今はうめちゃんの事で頭がいっぱいです。手術は12月の2週目で行う予定です。

うめちゃんの手術が無事に終わり元気になって欲しい。
この先、病気の猫に出会ったら、全ての猫に高額の医療行為を受けさせる事はきっとで無理だと思います。クローバの活動の本質を考える事も多々あります。
無限の活動費がある訳ではありません。でも、その時々で出来る事の全てをやりながら大切な命を少しでも多く助けたい。そう思います。

助けを必要としている猫は沢山います。どうか皆さまのお力をお貸し下さい。
必ず助けを必要としている猫たちに届けます。

よろしくお願い致します。

 

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