後期高齢者とさくらねこ
2022.11.13
クローバー過去の活動等はこちらから→★
アメブロは現在も並行して更新しています。一斉TNRに入れるかどうかのお話しと支援金について書かせて頂きました。私信になってしまいますがご支援を頂いたMY様アメブロを読んで頂けますようお願い致します。
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静岡市清水区のでのお話しです
7年くらい前に一斉TNRに入った場所の相談者さんは80歳を過ぎた
しっかりしたおばあさんと、おっとりしたおじいさん。
沢山の猫にエサを与えていた隣人が入院してお腹を減らした10匹を超える猫が
いきなり現れたと記憶している
36匹の多頭飼育を崩壊させない活動と並行して入っていた現場。多忙の中、
半年をかけて全頭TNRした、その活動はブログにほとんど書けていない。
その後おばあさんからは何回か連絡があった。おじいさんが他界。さくらねこの交通事故。しっかり者のおばあさんは、さくらねこに沢山の愛情を注いで暮らしていた
最近かかってきた電話。おばあさんはもう90歳を過ぎている。
話の内容がよく分からない。あんなにしっかりしていたおばあさん。
悲しく思った。人は皆、必ず老いていく。
交通事故で猫が死にそうだと電話で泣いたおばあさん。猫への愛情の大きさ。私も泣きそうになった。猫達は、おじいさんが旅立ち独居になったおばあさんの心のよりどころだったと思う。交通事故にあった猫をタクシーで動物病院へ連れて行ったら、もう助からないと言われたそう。ならおばあちゃんの側で。それが猫にとって1番幸せだと話した。
話は終わったと思ったがまだその先がありました。同じ話を繰り返すおばあさん。電話だと内容が分からず仲間のOさんと連携して対応。入院する事になったおばあちゃん。1匹の猫を室内に入れて飼い猫にしていた。
その猫を引き取って欲しいと言われたが飼い猫にしたのなら自身で猫のケアをする事が飼い主の勤め。飼い主の怪我や入院でペットホテルに愛猫、愛犬を預ける後期高齢者は少なくない。話しながら、お年寄り相手に私は何をは話しているのかと思い「ご家族と話がしたい」と伝えるもガンとして拒否される。子供に迷惑をかけたくないのだろう。ボランティアって何?って思わされる瞬間でもある。
詳しく調べた結果、近所の猫好きさんがおばあちゃんの猫を引き取る事になった。おばあちゃんの猫も、さくらねこも安心。
地域猫活動。活動名で地域で予算が出て管理すると思われがちですがほとんどの場所では何人かの、もしくはひとりで猫達がかわいそうだと思う人が活動している。
少子高齢化が加速して行く。
飼い主の意向を無視されて殺処分される猫、捨てられる猫が増えて行く事。
私はお年寄りこそペットと暮らすべきだと思っています。お年寄りとペット。
ちゃんと準備をしたら絶対に飼えない訳ではないと考えています。必ず準備は必要です。残念ですが誰でもが飼える訳では無いかもしれない。
(これは書くと怒られるかもしれませんが保護しなければ死んでいた命も沢山あるはず。それを高齢者なのに猫をと責める事が出来るのでしょうか。見殺しにしなさいと言えるのでしょうか?この辺りは自分の考えが定まらない問題でもあります。飢えて死んでいくのなら助かり数年間を幸せに過ごせる事。その先が殺処分なら、、、奥深く考えると犬猫愛護って本当に難しいです)
90歳のおばあちゃんの所に現れた7年ぶりの野良猫。
今回TNRをクローバーでやりました。
7年前にTNRした猫と似ています。おばあさんが元気になって退院してくるように心から願っています。TNRは本当に猫を増やさない。そしてさくらねこになった子たちは自分の命を一番に考えて暮らして行けます。人も猫も幸せがクローバーの願いです。猫だけが幸せってあり得ないです。人と猫が幸せに暮らせますように。
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