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猫の先天性食道拡症

2019.12.24

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今年も終わろうとしています。年内最後のTNRは12月19日の捕獲21日のリリースでした。数件のご相談が有りますが年内はメールでのやり取りで来年に必要があればその場所に行く事になっていますTNRは私とメンバーSも参加で分担作業です。

TさんAさんお疲れ様でした。

メスが2匹です。

終わりが見えてくると新たな猫が増える。猫を捨てないで下さい。

それぞれの愛護活動

4兄妹で一匹が交通事故に合い横隔膜が損傷しかなり状態が悪く安楽死も選択にあった
しおちゃんは

頑張って手術をのり越え

先生スタッフの皆さんのおかげで元気になりトライアルに向かいました。
兄妹を代表しておうち猫になろうね。

悲しいお別れもありました。
少し心を休めたらまた前に進んで行きましょう。

奄美の猫問題も気になります。
でも目の前の猫を助ける事で精一杯です。クローバーは本来が保護団体ではありませんが奄美の猫を助けている人たちを尊敬しています。

とても寒い雨の日に出会った子猫達を1週間後に保護しました。

猫達は体調を整えて年末の譲渡会に参加させていただく予定でしたが先天性の食道拡張種が白猫のうめちゃんに見付かりました。術前のバリウムが入ったレントゲンではバリウム直後、数分後でバリウムの位置が食道から動きません。変な嘔吐を繰り返す訳です。

リスクの高い手術でしたが

うめちゃん頑張ろうねって、うめちゃんを見つめる先生の優しいお顔。
載せられないのが残念。

術後に覚醒したと聞いた時は肩の荷がおりました。

術後に説明を受けます。

この風船のように膨らんでいるのが食道です。ここに食べたものが溜まって胃まで届かずに嘔吐を繰り返していました。

今更ながらに獣医師ってすごい。

きれいに手術をして頂き術後のad缶にバリウムを混ぜたものでレントゲンを撮ると

明かに拡張していた部分が狭くなっています。そして数分後、食道にバリウムは無く胃に届いています。

入院中に何回も病院へ足を運び心配したうめちゃん。病院の駐車場がいっぱいの時は病院に迷惑がかかると思い寄らずに戻る事もありました。うめちゃんの手術が成功して安心していたらおはぎがご飯を全く食べなくなり通院するも状態が悪化で入院。

最終リリース日にTNRの猫を迎えに行くと、うめちゃんとおはぎも退院が決まり

 

4匹を車に乗せて移動。うめちゃんは食道に負担がかからないようにパテのフードを少量1日4〜5回に分けて与えます。お腹ペコペコのうめちゃん。食道に負担がかからないフードの与え方を詳しく聞くと一気に大量のフードを飲み込む事が良くないようです。なので工夫します

ad缶1/8をお皿に薄くのばして与えます。

一気に固まりのフードを飲み込む事も無く、食事時間も長くなるので、うめちゃんも満足かな?

うめちゃんはまずまず順調で元気いっぱいです。お猿さんみたいって言われるほど(笑)そんな23日の朝おはぎの頭が腫れてるとなっちゃんから電話。メンバーのなっちゃんが忙しい中、通院してくれました感謝です。蓄膿で膿みが頭に溜まったようです。子猫は頭蓋骨がしっかりくっついていないので起こりえる症状のようですが稀なようです。
(昨日の21時までな何ともなかったのに)おでこを少し切って膿みを出して洗浄。以前保護した子猫達も鼻涙管に問題がありましたが、頭に膿みが溜まる経験は初めてでした。

ボランティア仲間のIさんに、なぜか私が保護する猫たちはすんなり譲渡会に出れないしキャリアだしって話したら、助けて欲しくて巡り来るんじゃない?って。確かに滅多に保護はしないのですが、ひどく体調の悪い猫がヤバイよ~体調が優れないよ~って言葉は通じないけど心に話しかけてきた声が聞こえたのかもしれません。少しおとぎ話のようなことを書きましたが今後、必ずしも高額な手術代金が支払えるかは分かりません。現在、手術代金が出なく切ない思いをしている人も沢山いると思います。決して高額な手術が受けられる事だけが愛情の全てでは無い事。その時、自分に出来る精いっぱいの優しさで猫に優しくして頂けたらと思います。

毎日何かしらの活動をしていますがブログでの報告が出来なく応援を頂いている皆さま申し訳ありません。
子猫たちのケアでまだまだ忙しい日々は続きそうです。年内にもう一度ブログを更新出来たらと思います。

 

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