クローバー活動記録

  1. TOP
  2. >
  3. クローバー活動ブログ
  4. >
  5. ゴミ屋敷と多頭飼育崩壊

ゴミ屋敷と多頭飼育崩壊

2020.02.24

クローバー過去のブログはこちらから→
アメブロは今も並行して更新しています今回は保護猫たちの様子を書きました。

どうしたら野良猫は居なくなるの

 

猫や犬を室内に入れた人が責任を持ってその生涯を飼育する事。そして今いる野良猫のTNRをすること。

TNR(捕獲して 不妊手術をして 元の場所に戻す)を進めたら早くに外で暮らさなければいけない猫の数は減って行くと思います。これから先の問題は室内から外に出される飼い猫と、飼育できなくなった猫(飼い猫飼い犬は所有物になるため飼い主が居なくなった場合に後を引き継いで飼育してくれる人が居ない場合に殺処分になります)にシフトしていくと思います。飼育崩壊は1匹でも大変です。

 ゴミ屋敷と多頭飼育崩壊

数年前に全国放送のテレビの取材を受けた事があります。クローバーが介入した多頭飼育崩壊を阻止する活動の取材でした。

 

本当はテレビ取材を受けたくありませんでしたが、これから先に起こる飼育崩壊を防げたら意味があると思い飼い主さんと出演をする事に決めました。約束は取材内容を多頭飼育崩壊で扱って欲しくない。飼い主さんは室内繁殖で猫を増やした訳ではありません。全ての室内の猫は外から保護された猫です数匹のメスを除く他の猫は全て避妊去勢が済んでいました。
「あの家に持って行けば猫を引き取ってくれるよ」そんな人も多くいたようです。室内繁殖の多頭飼育崩壊とは少し内容が違います。猫の数は36匹。

近親交配はゼロ。

現役フルタイムで働き立派な職業についていた飼い主さんは何の前触れもなく職場で倒れました。残された36匹の猫たち。飼い主さんは愛情深い方でしたが1人でお世話をするには猫の数が多過ぎました。

病状が良くなった飼い主さんと話をすると猫の数が多すぎたと理解して、自分が本当に死なないで猫たちに責任を持てて良かったと言われました。そして全ての猫にご自身が出来る十分な行動をしました。私はこの飼い主さんと猫たちが大好きです。

 

飼い主さんが倒れた後にクローバーは大掃除からスタートしました。36匹の猫を保護する場所が無いため飼い主さんの家でお世話をしました治療が必要な猫は連れ帰りケアしました。

仕事後、掃除に洗濯に餌やり水換え体調の悪い猫の通院。まだまだやる事は沢山。年末年始も休む事なく毎日のお世話です忙しすぎてブログに経緯すら詳しく書けていません。

まだ一般社団法人になる前の事です。飼い主さんが自宅に戻った時にどの猫も私が倒れる前より太り健康になっています本当にありがとうと言われました。全てが上手く行くかもしれないと思える所まで来ました。そこからのテレビ取材です。

テレビクルーが室内に入り一声は

「なんだ、綺麗だな」

当たり前です。しっかり掃除して猫が外に出ないための立派な二重扉もあります。関係者たちは、なるべく汚れている場所を探します。こちらにキャリーを渡してくれたら普通に捕まえる事が出来る猫たちを洗濯ネットを持って大捕物のように捕まえる映像が欲しい様子でした。これで…良かったのだろうか?その時も思いましたが今考えれば反省すべき事ばかりです。ボランティア団体を立ち上げてすぐの出来事でクローバーは無力でした。自分が出来るだけのTNR活動をしようと作った団体です。

今の私があの時の自分を助けに行ってあげたい。あなたは間違っているよ。でもあの時は自分に出来る精いっぱいをやりました。
今は仲間が出来ました。今なら協力してくれる団体もあります。

テレビで放送されたのは数分。予定より多幅に短くなった放送内容は

多頭飼育崩壊。哀れな老人。
老人じゃないし。

何なんだ…

後日に謝罪されたところで放送は取り消せません。

知って欲しかった多頭飼育崩壊は変わり者のゴミ屋敷みたいな所に住んでいる人だけに起こり得る事では無い事。猫だけでは無く人を見れば飼育崩壊してしまった理由があるはずです(ただのアニマルホーダーもいます。それも心の病気なのかもしれません)テレビだとゴミ屋敷と飼育崩壊はセットで放送される事が多く、問題の本質に触れてくれない。多頭でなくても1匹でも飼育崩壊です。

 

私と飼い主さんが伝えたかった事は何一つ伝えられず飼育崩壊しないで欲しい私のインタビューも放送される事はありませんでした。

多頭飼育崩壊阻止に入った時に思ったのは人と暮らして来た人を信頼してくれる猫達が、飼い主が不在になったら殺処分されてしまう。こんなに愛らしい猫たちが?飼い主さんが亡くなってしまったら私は36匹の猫たちを全て助ける事が出来るのだろうか?眠れない夜も沢山ありました。

その心労はすごかったです。

1匹は保護猫生活を経て訳あって私の猫になりました。

もし私が飼い猫を残し、急に死んでしまったら、私の猫はどうなるのだろう?私はしっかり準備しました。皆さんもしっかり考えて準備して下さい。そうする事が殺処分を無くします

この多頭飼育崩壊を阻止する活動で考えさせられる事が多くあり今のクローバーがあります。
まだまだ書きたい事は沢山ありますが折々に書かせて頂きます。

先月、静岡のローカルテレビ局からTNRの取材をさせてもらえないかと連絡がありました。やっとTNRにライトがあたると思いましたが猫カフェにシフトされたようです。

TNRじゃ映えない?生涯飼育の大切さとTNRを告知していきたいです。


TNRを頑張っていますが猫が入らない日々が続いています。道なき場所に捕獲器を仕掛けたり頑張っているのですが・・・。寒い中Aさんお疲れ様です
頑張ります。

 

飼い主のいない猫をゼロに
協賛

© 2018 一般社団法人クローバー