クローバー活動記録

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全頭をTNRする難しさ

2019.02.18

TNR活動

クローバー過去の活動はアメブロへ → 
アメブロは現在も並行して更新しています。

沢山の猫がいる場所の成猫全てのTNRが15日のリリースで終了しました。
最初に伺ったのが2018年の10月の下旬。
三ヶ月半で10匹終了は早いペースです。
途中、お友達の気になる猫のTNRにシフトしたのも入れたら11匹です。

早くに完了した理由は相談者のMさんが、とても頑張ってくれた事。
最後の子は本当に入らなくて

「大変でした~!無理して素手で捕まえて捕獲器に入れました。」

気をつけてください (笑

最後まで捕獲器に入らない猫は賢く警戒心の強い猫です。
そして仲間が捕獲器に入っている姿を見ています。ますます警戒します。
メスが多い気がします。

そんな中で捕まえる方法は最後まで諦めないで捕獲器を仕掛け続ける。
それでも入らなければ作戦の変更を考える事です。
過去の活動ではラスト13匹目の猫が入ったのは12匹目の猫をリリースしてから三ヶ月後だった事もあります。

今回のTNR。捕獲と通院はMさん。リリースは私でした捕獲器から出すのは
活動お疲れ様のMさん。



頑張って来たね~お帰り~。Mさん

リリースはインスタに動画がありますのでよかったら見てください。
(ホームペ―ジトップの下段からどうぞ)


この場所、まだ子猫が4匹います。

成長を待って来月か再来月のTNRになります。
しばし休んでまた頑張りましょう。

先にさくらねこにねった子たちは皆元気にしています

TNR焦る気持ち

クローバーの仲間から早くTNRを進めたくて焦ると相談をされました私も同感です。
ただTNRしたい場所が自身の管理する、さくらねこがいる場所でない時。
TNRは非常に困難になります。

過去の経験から

ここからは長くなりますので興味のある方だけ読んでください

相談者さんが不在になった現場がありました。自治会にTNRの許可を頂いた事を伝えたら
(これって案外大変な事です)

相談者さんに地域猫活動では無いのかと、無能な団体だと言われ
ボランティアをやめろとまで言われました。

私の説明も悪かったのかもしれません。

そもそも簡単に地域猫活動には移行出来ません。
地道に理解を求めてTNRを進めて行き地域猫活動になっても、不幸な野良猫を減らしたいと考える人が主だって活動を継続していきます。

この地域の野良猫を取り巻く環境は酷く
エサを与えたい人と迷惑している人の対立が激しかったです。

警察沙汰にもなりました。

そもそもその地域に住んでいない人が、よそから、わざわざ野良猫にエサを与えに来る。エサをバラまきながら、置きエサをしながら。

エサを与えている人が言いました
「すごく怒ってる人の畑で猫がうんちするのよアハハ。」笑うとこ?

相手の気持ちになってみましょう。

猫に迷惑している人も夜中に来る餌やりに対してお面をして凶器を持ち襲いかかる。フリだけかもしれませんが体験したら怖いでしょう。
猫が居着かないように薬品がばらまかれた事もあり異臭騒ぎにもなりました。
ここにお住いの方で野良猫たちを助けたいと考えて頂ける方がいましたが、
こんな修羅場で地域の人としてTNRに入れる訳がありません。
陰ながら応援をして頂きました。

猫がかわいそう。猫が嫌い。
どちらも敵対心がむき出しになるとこうなります。

猫の問題では無く人の問題です。振り回されるのは猫。

この場所でのTNRは出来ないのか?

自治会への説明協力をお願いした有志の方もいました。
そして猫たちには何の罪もありません。

まだボランティアとして活動していた時ですが現在、
理事のMと私とメンバーのKちゃんで相談者さん不在でこの場所の
猫たちに出来る事をやろうと

地域の人の協力が何もない中でTNRに入りました

この活動の中で一番会いたかったのは猫に迷惑をしている人でした。
まずは敷地内に入る権利を得るために二ヶ月間の猫のいる駐車場の契約をしました。タイムリミットは二ヶ月です。

全部でオスメス合わせて6匹のTNRをしましたが、
私たちは餌やりではないので10匹以上いるはずの猫が出てきてくれません。
中には耳カット無しで去勢済みの明らかに捨てられたと思われる猫もいました。

そしてクローバーの偽物が現れたのを知ったのは
TNRの時に犬のお散歩をしている方から聞いてでした。

クローバの偽物は野良猫が子供を生まないエサを与えるので敷地内にエサを置かせて下さい。来月中にここにいる全ての猫を慣らして保護しますと、近隣に言って回っていました。回覧板にも載ったそうです。地道にTNRを続けて自治会の理解を得る。そのつもりでしたが、ひとりの自称猫の神様が全てを台無しにしました。誰なのかは見当がついています。

犬のお散歩をしていた方は、そんなエサがあるわけ無いと分かっていらしゃいました。
その通りです

ああ…何でこの場所は次から次へと問題が起こるのだろう。
偽物出現でクローバーは近隣でカルト団体になってるのでは。考えてもしょうがない。
TNRを頑張りました

捕獲器を持ち堂々とTNR作業。
挨拶した人には何をしているのかと聞かれ説明をするとその皆さんが頑張って!と応援してくれました。

お手伝いしたいと名乗り出てくれる方もいらっしゃいました。
でも参加はして頂けなかったのは偽物のせい?近隣トラブルかな?なんて考えました。

これだけ目につくように活動していても猫に迷惑している人は結果、現れませんでした。

TNRしたい猫が現れない事から、行ける人が日時を関係無く捕獲しに行く作戦に変更になりました。各自、時間を見つけては何回も何回も猫を探しに行きました。そんなある日メンバーのKちゃんが単独で捕獲に行った時に連絡がありました。

クローバーの借りている駐車場の横の駐車場に猫のウンチが大量に捨ててあります!一台横!(駐車場の場所を間違えたのでしょう)

捨てられた真意は分かりませんが、嫌がらせですよね。
今までは餌やりさんが隠れて警察まで呼ばれても餌やりをやめる事なく、
時間を変えあの手のこの手で近隣に見つからないように猫にエサを与えていました。

こちらが堂々と国も県も市も推奨するTNRを進めると猫に迷惑している人が
隠れて嫌がらせをしてくる。


この不思議。

この時Kちゃんと話した事は
猫のうんちをまとめてくれて助かるね。でした。
隣の駐車場ではありましたが、しっかり片付けました。そんなんで、めげませんよ。

私が経験した事を書きました。
真相は分かりませんが何かが見えてきませんか?

結局その後、猫は現れずで6匹で終了したTNR。その駐車場は数年後に無くなりました。
あそこで暮らしていた猫達はどうしているのだろう?
優しい人に会えていて欲しいと思います。

さくらねこへのご理解をお願いします。
そしてどの野良猫(捨て猫)も、さくらねこになる事が出来ます。

正しい事をしていても追い込まれる場合もあります。野良猫問題、ご相談下さい。

 

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